「このマンガがすごい!2016」発表前にランクインしそうなマンガを読もう!
宝島社から毎年発刊される1年のマンガの総決算「このマンガがすごい!」
2016年は一体どのマンガがランクインするのか?
そもそも、我々はそのマンガを読むのか?
読まずに語るのはフェアじゃない。
でもランキングが発表されてから読むのは何か負けた気がする。
よくよく考えたら芥川賞でも直木賞でも本屋大賞でも、ノミネート作品を全て読んだことはない。
でも受賞作品を読んでその賞自体を語ることはある。
ソレは何かおかしくないか?ざっくりでも一応網羅しておくべきだろう。
そう、つまりは何かと理由をつけて良質な作品をインプットする機会を増やしたいだけなのだ。
ちなみに2015年(前年)受賞作はこちら。
2015年オトコ編










2015年オンナ編










オトコ編【大本命】
九井諒子
ハルタ(KADOKAWA エンターブレイン)
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!
(作品紹介より引用)
なんじゃこれ、めっちゃ面白い…
1巻を読み終わってすぐ、また頭から読み返してしまった。
作者のセンスが素晴らしい。いわゆるRPGそのままのファンタジー世界観なのだが、「食べること」がメインのテーマとなっている。ゲーム的なものと、生活感あるれるものの異色の組み合わせが、新鮮で、実に面白い。
上位に入りそうな【注目作】
砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う…。
読み進めていくうちに引き込まれていく漫画だと思った。
他の漫画にあるようなインパクトのある演出や展開はないし、絵に勢いもない。だけど不思議と引き込まれていく漫画だと思う。
文明崩壊後の砂漠を渡る「泥クジラ」なる巨船上に共同体を築いて暮らす民。
情念動を操る短命な超能力者「印」と、その指導者的立場である僅か一割の「無印」…
この設定だけでSFファンならときめくはず。加えて泥クジラの風俗や文化や生態系がとてもよく練られている。
東村アキコ
Kiss(講談社)
「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」
そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。
東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!
「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!
(作品紹介より引用)
「お前と寝たのは気の迷い」
「付き合うことになったかな、(相手は)結婚してたけど」
「結局 お前は男を社会的地位で判断する女なんだ」
こんなセリフが飛び交う漫画、『東京タラレバ娘』。現在、アラサー女子に大変な人気である。
堀越耕平
週刊少年ジャンプ(集英社)
多くの人間が“個性”という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA‐HA‐HA‐HA‐HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra”!!
(作品紹介より引用)
三部けい
ヤングエース(KADOKAWA 角川書店)
毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。
(作品紹介より引用)
出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ──。年間約100万人の新しい命が誕生する現場の人間ドラマ、開幕!
(作品紹介より引用)
りくは中学生。おしゃれなパパと、カンペキなママ、
「オーラがある」と友だちが憧れる、ちょっと特別な存在。
美しい彼女は、蛇口をひねるように、
嘘の涙をこぼすことができた。悲しみの意味もわからずに――
『きょうの猫村さん』で老若男女の心を鷲掴みにした
ほしよりこの、傑作長編コミック!
平本アキラ
ヤングマガジン(講談社)
東京都郊外にある私立八光(はちみつ)学園は由緒正しい全寮制の女子高・・・・だった。本年度から理事長交代によって教育方針が変わり、男子が入学することになったのだが、入ってきたのは主人公の藤野清志他、たったの5人。女子1000人に対して圧倒的少数の男子どもを待ち受けるのは、はたして天国か地獄か。男共の下心がうずきまくる仰天ハイスクールコメディ始業!!
(作品紹介より引用)
石塚真一
ビッグコミック(小学館)
『岳』の石塚真一、最新渾身作!!
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本 大は、
川原でサックスを独り吹き続けている。
雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。
「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」
努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は
仙台、広瀬川から始まる。
始まったばかりの【話題作】
ここは、のどかな田舎町。
駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う…
「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ…ポテトフライの一番贅沢な食べ方…!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど…駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに…困惑するココノツ!!
こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった…!!
野田サトル
週刊ヤングジャンプ(集英社)
『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
原案 イーピャオ
漫画 小山ゆうじろう
ジャンプ+(集英社)
東京・渋谷、その片隅に一軒のとんかつ屋がある。その名も「しぶかつ」。三代目の揚太郎は、父・揚作のもと、なんとなく見習い修業を続ける毎日だった…。だがある日、とんかつを届けに訪れたクラブで、味わったことのない高揚感をおぼえる。そして伝説のDJとの出会いが、彼を本気にさせた。「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」――これは、とんかつDJとして踏み出した少年の青春物語である。
ペトス
ヤングマガジンサード(講談社)
サキュバス、バンパイア、デユラハン。僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人」。
そんな亜人の生態に興味を持つ高校生物教師・高橋鉄男と、生徒である「亜人」ちゃんたちとの少しだけ刺激的な新学期がスタートした!
僕らと少しだけ違う「亜人」、最近では「デミ」と呼ばれています。(demi-humanから来てるらしい)。キュートな悩みがあるのです。規格外新人ペトスが描く、とびきりカワイイハイスクール亜人コメディ第1巻!
眉月じゅん
ビックコミックスピリッツ(小学館)
橘あきら。17歳。高校2年生。感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。
ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのある そんな冴えないおじさん。
海辺の街を舞台に 青春の交差点で立ち止まったままの彼女と 人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす 小さな恋のものがたり。
田亀源五郎
コミックビーム(KADOKAWA エンターブレイン)
ゲイアートの巨匠、田亀源五郎、初の一般誌連載作品。弥一と夏菜、父娘二人暮らしの家に、マイクと名乗る男がカナダからやって来た。マイクは、弥一の双子の弟の結婚相手だった。「パパに双子の弟がいたの?」「男同士で結婚って出来るの?」。幼い夏菜は突如現れたカナダ人の“おじさん”に大興奮。弥一と、“弟の夫”マイクの物語が始まる――。
NAVERまとめ http://matome.naver.jp/odai/2142718415087356901 より参照
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