meril

とにもかくにもメリル無双。

女優メリル・ストリープの強度がこれでもか、これでもかとスクリーンから押し出されてくる一作。

メリル最高や。

ちなみにメリル・ストリープとはこんな女優。

 

イェールを卒業後、1975年にニューヨークに移り住む。パブリック・シアターのレパートリー作品に出演。舞台俳優としてキャリアをスタートさせる。
1976年、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルで上演された『ヘンリー五世』と『尺には尺を』に出演。『尺には尺を』ではサム・ウォーターストンとジョン・カザールと共演した[3]。このときの共演がきっかけでカザールとの交流が生まれ、彼との関係はカザールが1978年に没するまで続いた[4]。同年、ブロードウェイ・デビュー作となったテネシー・ウィリアムズ作の『綿でいっぱいの27台のワゴン』及びアーサー・ミラー作の『二つの月曜日の記憶』の2作品でトニー賞ならびにドラマ・デスク賞にノミネートされ、シアター・ワールド賞とアウター・クリティック・サークルの演技賞を受賞。
またこの頃『タクシードライバー』(1976年2月公開)のロバート・デ・ニーロの演技に衝撃を受け、映画のオーディションを受け始める。『キングコング』のヒロイン役のオーディションにも出ているが、プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスに酷評され落とされている[5]。
1977年、フレッド・ジンネマン監督の『ジュリア』で映画デビュー。同年、アントン・チェーホフ作の『桜の園』の舞台に立つ。『桜の園』における彼女の演技に目を止めたロバート・デ・ニーロは、『ディア・ハンター』の彼の相手役としてストリープを推挙。1978年12月公開の同作品で第51回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされる。
1979年公開の『クレイマー、クレイマー』でアカデミー助演女優賞を、1982年公開の『ソフィーの選択』でアカデミー主演女優賞を受賞。さらに、2011年公開の『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で、アカデミー主演女優賞を受賞した。
2016年2月に開催される予定の第66回ベルリン国際映画祭の審査委員長に選出された[6]。
役に成りきるために、事前には徹底したリサーチを行うが、台本はあまり読み込まず数回程度が常である。彼女がオスカーを獲得した『ソフィーの選択』では役作りのためにロシア語訛りのポーランド語、ドイツ語及びポーランド語訛りのある英語を自在に操るなど、作品の背景や役柄に応じてアメリカ各地域のイントネーションを巧みに使い分けている。この特徴は彼女の代名詞ともなっており、そもそもは、彼女が女優を志す以前に、オペラ歌手志望で訓練を受けていたためである。音楽の世界で培われた絶対音感もあるため、ストリープは全米で「訛りの女王」と呼ばれ、その秀でた類まれなる才能は高く評価されている。ロバート・デ・ニーロはストリープのことを自分と最も息の合う女優と言っている。
2015年現在、アカデミー賞に19回ノミネートされており、これは俳優としては最多の記録である。また、ゴールデングローブ賞を8回受賞(29回ノミネート)しており、男優・女優を通じて史上最多記録である。

~ウィキペディアより~

私がメリル・ストリープの役で一番印象に残っているのは、ゴールデングローブの賞を獲った「プラダを着た悪魔」のミランダ役だが、

Two-time Academy Award winner Meryl Streep stars as Miranda Priestly, the editor of Runway magazine. PHOTOGRAPHS TO BE USED SOLELY FOR ADVERTISING, PROMOTION, PUBLICITY OR REVIEWS OF THIS SPECIFIC MOTION PICTURE AND TO REMAIN THE PROPERTY OF THE STUDIO. NOT FOR SALE OR REDISTRIBUTION.

今作のリッキー役と比べると方向性は真逆だ。

エリート編集長とハードロックのギターボーカル。

両役とも設定年齢はさして変わらないと思うが、芯の強さと弱さの表現をここまでバリエーションが利かせられるのは、さすがアカデミー賞最多ノミネート、ゴールデングローブ賞最多受賞の実力があってこそ。

 

ストーリーとしては、家族を捨て、夢を追うことを選んだ女のその後の話、といったところだろうか。

正直、物語の作りとしては大きく語ることはない。

もちろん、かの「羊たちの沈黙」のジョナサン・デミ監督だけに大きな失点はない。

というよりも、おそらくストーリーの流れには作品の重点を置いていないように感じた。

ではどこにフォーカスしたのかと言えば、それは観た者は誰もが圧倒されるメリルの歌声だろう。

ただ上手いというだけではない。

リッキー・ヘンダーゾというロック歌手の役としてのベストな歌声を表現している凄さなのだ。

リッキーは過去や家族、その他色々な問題を抱えながらも、ロックを歌い上げている時は幸せで、最強であり、最高の瞬間だ。

そこには自身が満ち溢れ、真剣で、誠実で、一生懸命で、まっすぐな気持ちがよく表現されている。

そして、その夢みる若者のような状態を何十年も変えなかった結果の、良い面悪い面がこれでもかと伝わってくる。

ご都合主義の歯が浮く展開と言ってしまえばそれまでかもしれないが、キャリアとなけなしの金銭、そして家族と自分へのウソ偽りのない思いを懸けて歌うその姿は、メリルの魅力を最大限に引き出しているという結果からみるに、今作の狙いからすると最良のストーリーなのだ。

 

春の風が心地よい今時期に、メリル・ストリープに圧倒されてみるのも悪くないんではないかと思う今日この頃。

「幸せをつかむ歌」、間違いなく観る価値ありの一作だ。

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