「GODZILLA 怪獣惑星」の感想とあらすじをネタバレと共に簡潔に。
おそらく1999年あたりに、地中から湧いて出てきた巨大なカマキリ的な生物。
そいつを皮切りに次から次にガンガンやばいのが出てくるわ出てくるわ、
デビルマン的に出てくるわで(逆にわかりにくい例えだね)世界は破滅に一直線。
人類もなんとか色々対抗してたんだけど、最終的にマジで強いのが出てきて、そいつがゴジラ。
人類を窮地に陥れるだけでなく、それまでに出てきたメチャ強い巨大生物を全部倒す無双っぷり。
「マジ人類やばくね?」って時に現れた宇宙人類「エクシフ」。
「しばらく地球観察してたけど、お前らマジやばそうだから助けるわ」と超高度な演算知識を授けたっぽい。
そしたら「ちょっと待った~!」と言わんばかりに他の宇宙人類「ビルサルド」も助け舟を出しに来た。
「オレたちも地球観察してたから!科学技術教えるから!」とメカゴジラ作成。
それで人類と人型宇宙人は半世紀ほど戦い続けるも、ゴジラが強すぎたり、メカゴジラが起動しなかったりで、結局滅亡に向かって一直線。
とりあえずノアの箱船的に宇宙船で地球から離脱。他に住める星を探す旅に出る。
この時、主人公ハルオは4歳ぐらいかな、両親をゴジラにやられて復讐を誓う。
それから20年後、残存の人類4000人。みんな腹減るは寒いはで最悪の宇宙船の中なんとか暮らしてる。
そんな中、色々あってハルオ氏とその仲間達でゴジラを倒しに600人で地球に降下。
地球では相対性理論的に2万年経過して、大気も地表もゴジラにやられちゃって、金属的な感じになってて済めたもんじゃない感じに。
プテラノドン的なヤバイやつに襲われたりもしながら、色々あってゴジラと遭遇。
世界を滅亡させた割には何故か日本、それも神奈川県の丹沢にあらわれたゴジラ。
ゴジラ対ハルオ氏率いる人類。
色々あって人類勝利!!!!
と思ったらゴジラのでかいのがドカンと地面から登場!!!!
ハルオ氏含め、みんなふっとばされちゃう。
そしてエンドロール。
終わりと見せかけてからのお約束のエピローグ。
ハルオ氏、もののけ姫的な雰囲気の女の子に介抱されてる。
シーンは変わり、昔動かなかったメカゴジラの前に何人かで佇む。
からの次回予告
2018年5月あたりに公開「GODZILLA 第2章 決戦機動増殖都市」。
あらすじは以上。
要するにこのアニメ版ゴジラ、本当の絶望との戦いをSFで描こうとしている。
SF考証は専門の方にお任せするとして、ストーリーを巻く仕掛けは嫌いじゃなかった。
それは人類が選別済みっぽいところ。
通常のパニック物だったら、モヒカンザコ的な奴やら弱々しい奴やら、そいつら絡みのドラマ部で相当な時間を割きがちだが、今作では皆ある程度強く賢い印象を受けた。
それはストーリーの必然から考えるに選別済みの人類の話なんだなと思う。
だから主人公ハルオ氏も喚いたり無茶したりするけど、冷静だし賢いし強い。
そんな人類のはるか上を行くゴジラですから、それは絶望そのもの。
今作、アニメ版ゴジラは、絶望に耐え、絶望に挑み、絶望を終わらせるお話なんだと感じた。
続編はきっとメカゴジラが大活躍したり、何かが増殖したりするんだろうけど、
それでも絶望を前にした話になるんだと思う。
絶望に相対して、あきらめず、さりとて死に急がず、逃げず、苦渋の決断で生きそして戦う人型生物の物語。
それがアニメ版『GODZILLA』だ!!!
点数は75点!
以上!!!!
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