アイキャッチ モモ

キチンとした性教育をしてこなかった事のツケがいろんな場所で膿となっている、その改善を始める事を大人が躊躇する

 

2027年 夏

「二人は結ばれました」のその先を リアルに語る事をしない

弊害を受けた人は大勢います

「感じるじゃない 考えろ」 です、Don’t think.feel! の逆

 

胎児はどの時点から、人権を持つ?

貧困層が貧困層を生む社会を変えて行くには、

など、など考えてもすぐには答えが出ない事ばかり

票が取れる政策は、目の前しか(本当は目の前も)見ていない

次の世代に残すモノが、負債だけな日本にはしたくない

2027年 夏

 

私がドアを開けると 携帯IDの画面を突きつける男が二人

「桃田さんですね、大阪都です。都条例違反で桃太郎君を保護にまいりました」

「えっ」 驚いて見開いた瞳に赤い閃光が当てられもう1人が

 

「瞳認証確認しました、桃田ミヨコ30歳本人です」

 年長の男は事務的な口調で

 「この時点で貴方と桃太郎君の戸籍上の関係は、抹消されました」

 

「なんで・・『シングルマザー禁止条例』には当てはならないはずじゃ」

 

何の感情の変化もない表情で、私を見ている瞳は少しブラウン

 

「『欠陥家庭環境条例』です。先ほど ○○氏が桃太郎君の『認知』をしないことを都に宣言されました。よって家庭環境の劇的な改善は望めず、貴方が育児放棄する可能性35% 幼児虐待17% 死亡させる可能性3%と試算されましたので、事前保護にまいりました」

 

「そんな。渡さない、桃太郎は渡さない、絶対殺したりなんかしない」

 

「桃田さん、殺そうと思って我が子を殺す親はいない、でも自分じゃない何かを言い訳に殺してしまう親がいるだけです。殺さなくても二人の生活は苦しいだけです。それにこの子達は、自分の生活は自分で守らなくてはいけない世代です。高度な教育を受けされられるだけの蓄えが貴方にありますか?」

 

「それは・・・、でも色々あるじゃないですか 生活保護とか奨学金とか」

 

「なんでも行政や他人に頼るのはいけません。それに生活保護の増大の根本的解決策で、この条例があるのです。あなたも既に選挙権がある都民 国民なら権利ばかり主張しないで、義務を果たしなさい。それにこの条約や法令を可決した議員を選んだのはあなた方です」

 

「私は、選挙なんて行ってない」

 

 

「それがいけないのです」

彼の目に怒りの感情が走ったのは一瞬

「つれて行きなさい」

 

 

部下の男が桃太郎の・・

 

 

いや私の臨月のお腹に注射をして そして私は気を失った

 

 

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