敗者たちの季節

 

敗者たちの季節

明日(2015年)8月19日 甲子園も大詰めの準決勝

清宮の早稲田実業か、オコエの関東第一か?の東京対決の決勝になるかのか?

それとも、東北勢初優勝を狙う 仙台育英、はたまた2枚看板の投手力の東海大相模か?

NHK 甲子園 HP

どこが決勝に勝ち上がるか?

一つだけたしかな事は、この4校のうち3校は敗者になるということ

いや この夏地方予選出場の全国3906校の中一校だけが

この夏を無敗で勝ち残り後の3905校は敗者になる

 

まさに 甲子園は

『敗者たちの季節』 

あさのあつこ著の 高校野球小説である

 

地方大会の決勝
同点九回裏ツーアウト、ランナーなし。
平凡なライトフライで思われた打球に風に乗ってスタンドへ
あっけない幕切れから始まる 『敗者たちの季節』

優勝校の出場辞退で繰り上げ出場の負けたチームの物語と

優勝校のエースの話、不祥事を起こして負け扱いされたチームの物語が

重なりあって続く、二つの高校の部員や監督などの視線で描かれる連作短編

 

 

甲子園のジンクスとしてよく言われる
『甲子園の優勝投手は”ほぼ”大成しない』
それはきっと負けを知らずに 勝負の世界に入っていくからだと

”ほぼ”とは PLの桑田、横浜の松坂、駒大苫小牧の田中(高校2年)
の三人がいるからだ
この三人の共通点は高校の時に苦い敗北を味わっている点

駒大苫小牧 田中将大
高校2年の時に主戦として優勝しているが、高校3年の春選抜は優勝候補にあがりながら部員の不祥事で出場辞退、
3連覇がかかった夏は大会前から体調を崩しながらも、決勝まで進むも
早稲田実業の斎藤との投げ合いで延長15回の再試合になり
再試合でも7回3分の一を投げ3失点に抑えたがチームは4対3で負け、自身が最後のバッターとなる。

横浜 松坂大輔
高校3年の春選抜、夏と春夏連覇していて高校3年次は無敗である。が
その前に負けたのは、高2の夏、神奈川県予選、準決勝での自身の暴投でのサヨナラ負け、(のちのタレント)上地雄輔ら三年生の夏を自分のせいで終わらせてしまった後悔が、『サボりの松』と言われた練習嫌いから、地道な練習で『平成の怪物』へと変わっていったのも苦い敗戦の記憶があったから

上地雄輔 インタビュー記事
http://www.hb-nippon.com/interview/44-hb-nippon-intvw2007/75-intvw2007-07-date20071203no06

PL学園 桑田真澄
PLのKKコンビ もうこの二人を超える存在の甲子園のヒーローは同時に同じチームにいることなどないだろう (とアラフォー以上の高校野球ファンは思うw)

甲子園5季連続出場 甲子園通算20勝 優勝2回(夏2回) 準優勝2回 5回中4度の決勝へ勝ち残る
戦後歴代一位投手記録の20勝3敗
しかし桑田真澄自身は 20勝よりも3敗の方に価値があると語る

1984年夏の決勝戦、「PL学園対取手二
http://www.tv-asahi.co.jp/reading/getsports/2381/
因みに 『敗者たちの季節』
に 甲子園の優勝校は甲子園の土は持ち帰らないのか?

という疑問がでてくるが、
桑田さんは高校3年の夏、優勝後の表彰式後 『ありがとうございました』とマウンドの土を一握り持ち帰ったそうです

 

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