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我々物書きというのはエンターテイナーでもあるわけで、面白いネタを探してきて披露し、みなさんから「へぇ、そうなんだ」ろいう反応を頂くのは、結構な楽しみだったりします。

今回もその例に洩れず、「エスペラント語」という世界共通言語的なものを紹介し、ドヤ顔する予定だったのです(笑)。

さっそくエスペラント語を紹介するサイトへ飛んで、例文のいくつかをコピペするところから始めましょうと目論んだ筆者でしたが、その際にふと、「言語をマスターする意味って何だろう?」という思考の迷路に迷い込みました。

今夜はこのブログ記事を書きながら、言語について考えてみようと思います。

☆エスペラント語とは何か?

Wikiによりますとエスペラント語とは、

ルドヴィコ・ザメンホフが考案した人工言語。母語の異なる人々の間での意思伝達を目的とする、いわゆる国際補助語としては最も世界的に認知され、普及の成果を収めた言語となっている。

とあります。

ルドヴィーコ・ラザーロ・ザメンホフ(エスペラント:Ludoviko Lazaro Zamenhof 、1859年12月15日 – 1917年4月14日)は、ユダヤ系ポーランド人の眼科医・言語学者であり、若いころから多くの言語に興味を抱いた人物であるようです。

写真はWikipediaルドヴィコ・ザメンホフより。

リンクを貼った彼のwikiページを見ても分かる通り、彼の弟フェリクス・ザメンホフ(1868年-1933年)もエスペラント語を使う“エスペランティスト”となり兄の活動を助け、二女のリディアはバハイ教徒として布教活動をする傍らエスペラントの翻訳活動を行った、とあります。

エスペラント語の普及は、まさに一族総出で行った一大プロジェクトだったことが伺えますね。

上記の二女・リディアを含めた彼の子供たちが、皆ホロコーストで亡くなっていることからしても、一族のエスペラント語に対する思いが単なる言語の追求ではなく、世界の平和と平等を概念に置いた、崇高なものであったように感じられます。

そしてもうひとつ、興味深いのが、日本で最初にエスペラント語の学習書を出したのが、作家で翻訳家の二葉亭四迷であること。

Shimei Futabatei.jpg

二葉亭四迷といえば、その名の由来が処女作『浮雲』に対する卑下、特に坪内逍遥の名を借りて出版したことに対して、自身を「くたばって仕舞(め)え」と罵ったことによるという、まさに言語遊びに卓越した(?)人物です。

話を元に戻し、ザメンホフが平和的思想の持ち主だったと感じるのが、wikiエスペラントの中にある、“ザメンホフは世界中のあらゆる人が簡単に学ぶことができ、世界中で既に使われている母語に成り代わるというよりは、むしろすべての人の第2言語としての国際補助語を目指してこの言語をつくった”という一文です。

我々は、学校の授業でなかば強制的に英語を習います。

習う理由は、英語が世界的に普及している言語であり、将来必ず必要となるから。

英語を学ぶ中で、みなさんは英語の先生が一度でも「母国語(日本語)も大事にしなさい」と言った覚えがあるでしょうか?

各国の言葉・・・発音やニュアンスの中には、その国の文化や歴史が刻まれています。恐らくはみなさんにも覚えがあるかと思いますが、他の言語を学ぶきっかけが、意外と料理の名前だったりしませんでしたか?

他国語を学ぶというのは、単なる言語のインストールではなく、学び終える頃には、料理を始めその国の文化をもマスターする行為なのだと筆者は考えています。

エスペラントは現英語教育のうように、母国語をないがしろにしてまでも学べといったニュアンスではなく、補助的に考案された言葉。

ザメンホフの、言語に対する愛が感じられます。

☆エスペラントの例を見てみよう

さて、それでは実際に、エスペラント語を見てみましょう。

エスペラント

【A】

abon-i 購読する
ac^et-i 買う
adres-o 住所
aer-o 空気
afabl-a 愛想のよい
afer-o ものごと
ag-o 行為
agrabl-a 快適な
ag^-o 年齢
akcept-i 受け入れる
akr-a 鋭い
aktiv-a 活動的な
akv-o
ali-a ほかの
alt-a 高い
am-i 愛する
amas-o 群れ
amik-o 友人
amuz-i 楽しませる
angul-o かど/すみ
anonc-i 知らせる
aparat-o 機器
apart-e 別に/特に
aparten-i (~に)属する
aper-i 現れる
arang^-i 整える
arb-o
art-o 芸術/技術
artikol-o 記事/冠詞
asoci-o 協会/連盟
aspekt-i (~に)見える
atak-i 攻撃する
atend-i 待つ
atent-a 注意深い
ating-i 到達する
au^d-i 聞こえる
au^skult-i 聴く
au^t(omobil)-o 自動車
au^tobuso バス
au^tun-o
av-o 祖父
azen-o ろば

こちらのサイト様参照

Japana ekonomio rapide progresas. 日本経済は急速に発展している。

Tempo sage pasas. 時間は矢のように過ぎゆく。

Kancero estas danĝera malsano. ガンは危険な病気だ。

Esperanto estas nia komuna lingvo. エスペラントは私たちの共通語である。

・・・などなど。

外国語に疎い筆者からすると、なるほど、英語とラテン語の合いの子のような言語だな、と感じるのですが、みなさんはどんな印象を持たれたでしょうか?

実際にエスペラント語を教えてくれる団体もあるようです。

沼津エスペラント会

ご興味のあるかたは、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

筆者もとても興味があるので、考案者のザメンホフの情報と共に、勉強してみようと思います!

 

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