lgi01a201312191900

ついに、

絵が「短期間」「簡単」「劇的」に上手くなる方法を、

見つけました。

 

絵が上手くなりたい。

もっと自由に上手な絵を描ければ、きっと楽しいのに。

僕は、あらゆる教材を買ったり、色んな方法を試したりしました。

それでも、自分の絵のスキル(技術)に対する劣等感は消えませんでした。

 

「上手く描けていない」

 

これに悩まされ続けたのです。

しかし安心してください。

これからは、そんな悩み、劣等感、無力感は全て無くなります。

才能、センス、経験を問わず、誰もが絵が上手くなる方法です。

 

効果としては、

「苦手な絵が一切なくなる」 (足、ビル、自然物、おじさん、あらゆるものがスラスラ描ける様になる)

「絵のインスピレーションが自然と沸いてくる」

「自分にしか描けないオリジナリティーのある絵柄が見つかる」

そんな夢のような方法です。

 

 

絵の上達法として、よく一般的に言われている

『よく観察する』

『ひたすらデッサン、クロッキーの量をこなす』

『パーツに分解して考える』

『立体で考える』

『骨格・骨組みから考える』

『対象を好きになる (丸いものは「丸い丸い」と思いながら描く)』

 

実は、これらすべて「遠回り」であると言ったら、驚くでしょうか?

でも、もしこれらの方法を試していて、いまいち絵が上手くなっている実感がないという方は、違うアプローチを試してみても、損はないはずです。

※今回は『線画』のみにスポットを当てた話となります。

 

 

 

 

絵の上達を妨げているもの

そもそも、絵の上達を妨げているものはなんでしょう?

 

それは『主観』です。

 

人の目は、良くも悪くも自分の見たいものを見たいようにしか見てません。

かわいい年頃の女の子は目に入るけど、汚いおっさんは目に入らない。

 

歪んだレンズ越しに世界を見ています。

同じモデルをスケッチしてそれぞれ絵が違うのも、みんな別の主観というレンズを通して見ているからです。

IMG_3827

つまり、

「モノを見る」→「頭の中に保管」→「それを絵で再現」、

という手順でやっているかぎり、どうやっても歪んだ絵にもなります。

いくらよく観察しても、立体や骨格で考えても、量をこなしても、歪んだレンズ越しにモノを見ているため、いつも通りの描いている絵になります。

思い当たる節がないでしょうか?

 

30秒ドローイングという、絵の特訓方法があります。

a

http://www.posemaniacs.com/blog/thirtysecond

色んなポーズの人体モデルを、30秒でどんどんデッサンしていく、という特訓法。

聞く分には、ものすごく絵が上達しそうな気がしますが、実は「すごく絵が上手くなった」という話を聞いた事がありません。

『30秒ドローイング ビフォーアフター』という単語で検索してみたのですが、不思議なことに、そこまで上手くなっている人は見当たりません。

上手い人は最初から上手いし、そうでない人はそうでないまま。

 

僕自身もやっていた時期がありますが、そこまで上手くなっていっている感覚があまりない。

何故か?

それは、「主観」という歪んだレンズを通して、人体モデルを見て描いているため、いくら多くのデッサン量をこなしても、あまり効果がないのです。

では、絵が上手い人は、どのようにモノを見ているのでしょうか?

 

 

■絵が上手い人のモノの見方

実は絵が上手い人は、モノをよく観察しているわけでも、立体や骨格をイメージしているわけでも、対象をとことん好きになろうとしているわけでも、ありません。

 

見たモノを「絵の線に変換する方法」を知っている。

ただそれだけです。

IMG_3828

では彼らのように、上手くなるにはどうすればいいのでしょうか?

それは、彼らが描いた絵の線を

「ただ、なぞる」

それだけです。

 

 

■「トレース」が一番効果的

jsqCtYpH

トレースとは、下に電気を当てて、紙を透かし、見本の絵や写真を、その上の紙でなぞる、という方法です。

 

『スピードラーニング』という英語を学ぶ方法があります。

それは、ただ英会話を聞くだけ。

文法の勉強も、発音の勉強もせずに、会話をただ聞くだけで、耳が肥えて英語が使えるようになるのです。

 

それと同じ理論で、ただ上手い人の線をなぞるだけ。

深い意味は考える必要はありません。

 

上手い人の絵の線は、すでに立体を捕らえて描かれているので、その線をなぞるだけで、自分の脳に刻み込まれていきます。

「足の親指ってこういうラインでかけば、それっぽく見えるのかぁ」

「おじいちゃんってここに皺とたるみがあるのかぁ」

 

今まで引いたことのない線が、出てきます。

「長く滑らかな線」

「錆や汚しを表現する細かい点のような線」

「服の皺の線」

などなど、挙げたらキリがありません。

 

白くて自由な空間なはずなのに、自分が今まで、「いかに決まりきった線の道しか通ってこなかったか」、思い知らされます。

嬉しい悲鳴です。

 

上手い人が描いたその線を引こうと、ペンを動かすと、自然と脳と体が覚えます。

IMG_3826

それを繰り返していると、いつのまにか、当たり前にそれらの線が引けるようになります。

モノを見たときに、「絵の線に変換する方法」が分かるようになります。

 

さて、30秒ドローイングの話に戻りますが、どうすればもっと上達したのでしょう。

それは、「人体モデルを印刷して、トレース」すれば良かったのです。

 

『自分の目で見て、50体デッサンをやる』のと、

『50体の人体モデルを、ただトレースする』

はたして、どちらの方が絵が上達しているでしょうか?

 

ぜひ時間があるときに、実際にやって確かめてみて下さい。

 

 

 

■好きな絵をトレースしてみよう

用意するもの:好きな画集、トレース台、紙、ペン、テープ。

①絵を印刷

②白紙と見本の2枚の紙を重ねて、テープで固定。

③線をトレースする。

 

以上。

紙も安いコピー用紙で十分。

トレース台があれば、お金が掛からず、すぐに始められますね。

 

試してみると最初のうちは、いつもと違う絵を描いていて、変な感じがするとは思いますが、きっと3枚目ぐらいから、徐々に覚醒しはじめます。

画集でなくても、漫画でも大丈夫です。

 

ポイントとしては、

・最初はとりあえず好きな作家の絵をトレース。

・線におこせる絵(線画)を選ぶ。( 塗りだけの絵や写真はNG )

・消しゴムを使わず、ミリペンやボールペンなど、ペンで一発描き。

・定規は使わない。

・力を抜いてゆっくりなぞる。

・律儀に1ページ目からやらずに、簡単にできそうなページからやる。

・気を負いすぎない。(「やらなきゃいけない」というノルマにしない)

・ズレてもあまり気にしない。

 

肩の力を抜いて、気楽にやりましょう。

集中力が完全に切れたり眠くなったら、無理はせずにやめる。

別にすごく集中してやらなくても、音楽や動画などを流しながら、

やっていただいて結構です。

 

それだけでも、十分に効果はあります。

 

 

■変化

さて、

トレースによって、今まで苦手としていた絵の描き方が分かるようになります。

年頃の女の子や男の子のバストアップしか描いてこなかった人も、どんどん色んな絵が描けるようになってきます。

子供、おじいちゃん、足、ビル、木、メカ、などなど。

もちろん、女の子はより可愛くかけるようになっていきます。

 

すぐに苦手を克服したいのであれば、

その絵ばかりをトレースすればよいのです。

たとえばハイヒールが描けるようになりたければ、ハイヒールの色んな角度の絵を集めて、ひたすらトレースする。

1日で苦手が克服できます。

ただし結構大変なので、おすすめはしませんが。

気付いたら自然と描けるようになっている、というのが理想です。

 

そうしているうちに、ある時から、街中で見かけたモノに対して、

「あ、これ描ける」

という直感を感じるモノが増えてきます。

そう感じたものは、実際に描けます。

 

描けるものが増えるので、それらが脳内でリンクして、自然とインスピレーションが浮かぶようになり始めます。

 

たとえば、電車に乗ってみると、

「電車の中をクラゲが漂っている」

「お菓子でできた電車」

「全員寝ている電車」

などなど。

文字よりも先に、絵のイメージがふわぁ~っと浮かぶようになってきます。

そうなってくると、しめたものです。

IMG_3822

これぐらいの段階で、立体やパーツや骨格で考えて描く、という理論の本を読むと、すっと頭に入ってきます。

見たものを参考にしつつも、わざと形を誇張して、魅力的なシルエットの絵を描くことも可能になってきます。

 

 

■オリジナリティーのある絵柄

一人の作家の絵だけを、トレースしていれば、その作家さんの絵柄になります。

なので、ある程度描いたら、別の作家さんの絵をトレースしましょう。

3人ぐらいは好きな絵柄の人がいるはずです。

 

たとえば、「鳥山明」と「楳図かずお」と「萩尾望都」を混ぜた絵、と言われて、どんな絵が想像できるでしょうか?

おそらく誰も想像できないでしょう。

自分が好きな絵を、自分の脳内で混ぜるのです。

 

2人ぐらいだと、まだ見たことがある絵になりますが、3人ぐらいを混ぜると、自分すら想像できない、誰も見たことがない絵ができあがります。

絵の具の「赤」と「青」を足せば、「紫」という風に想像できますが、それにさらに「黄色」を足すと、どういう色になるでしょう。

想像できません。

それぞれ何対何で足すかによっても、色合いが変わっていきます。

「浮世絵」や「ゴシック調」や「スチームパンク」など、絵のジャンルを混ぜても面白いです。

その混ぜる絵の3つが、遠ければ遠いほど、独特な絵になります。

組み合わせパターンは無限です。

実は世で言われている「個性的な絵柄」の人たちは、みな、脳内で似たようなことを自然とやっているのです。

好きな絵柄を混ぜた絵ですから、もちろん自分が好きな絵になります。

 

イメージしてください。

自分の尊敬する作家3人が、自分のバックについていることを。

心強いですね。

 

人からは「個性的」「オリジナリティーがある」「独特」と言われて、

自分でも、自分が描いた絵が好きに思えるのです。

 

近い将来獲得する、『自分だけの絵柄』があなたを待っています。

もうすぐ手に入ります。

 

 

■上手い人のおすすめ

僕が超個人的に絵の基礎がしっかりしていて、

かつ絵が上手いと思っている人を挙げてみます。

メビウス(ジャン・ジロー)、鳥山明、大友克弘、などなど。

僕は最近、kim jung gi という韓国の人の絵を模写しています。

かなり刺激を受けている最中です。

FullSizeRender (1)

世の中にはいっぱい絵が上手い人がいますので、

色々物色して、見ましょう。

 

 

■最後に

え?

そんなことをいっているお前はどんだけ絵が上手いのかって?

 

この方法が効果的だと気付いたのは、つい最近なのです。

これから実力がぐんぐん伸びるので、僕の画力など気にしないで下さいまし。

 

 

[`evernote` not found]
LINEで送る
Pocket